Fireface800の安定感

 先日、子供の吹奏楽の定期演奏会のオフィシャルDVDを担当してきた。ビデオは専門でないので、よい勉強になった。コンシューマービデオでもいろいろ差があることがわかったし、解像度ではAVCHDの威力は絶大であることも確かめられた。

 でも、色味とか、機能面で、やはり業務機が欲しい、と痛切に感じたところ。古いところでは、canonのFVM-200がなかなかSDとしてはよい味を出している。

 マルチカメラの編集では、Vegas pro10は実に有能だ。あの機能、つまり画面を選択するあるいはテンキーボタンを押すことで、自動的にファイルを切って選択でき使わないファイルはミュートされる機能、これはNuendoにもあったらいいなと思う機能だ。Vegas8の頃からあったが、何と言っても今はプレビューが軽くなっている。ああ、でもモニターの解像度がCPU次第というのもあれだね、残念だ。やはりDeckLink Studioあたりが必要かな?音楽でお金を使いたいからねー、このあたりは考えどころかな?

 ビデオとは別に、音はFireface800を介して、ノートPCで録音した。今回は、M-AUDIOのLunaとNovaをステレオでそれぞれペアで使ったが、Lunaの片方で低音ノイズをリハーサル中に発見。Novaという安価なマイクになってしまった。中学生レベルでは充分、だという考え方もあるかもしれない。それでも、ノイズはほとんどないし、何よりもFireface800の安定性を再確認できた。

 古いノートPCを使った。PEN4の3GHzシングルだったか、XPsp2でも安定性は抜群だった。使い慣れたNuendo4だから、録音に失敗の要素はなかった。