実際の出力経路

 Roland GR-20のシンセ音ステレオチャンネルを●MACKIE ONYX1620の5,6chに入力。ONYX1620のPERKINS EQで音色加工してAUX3を左、AUX4を右chとしてAUXアウトからONYX1620の7,8chに入力する。そのまま7,8chの出力からRME Fireface 800へ入力(D-SUBとフォーンバランスアウト変換プラグ使用)。これは、ONYX1620の仕様でPERKINS EQを通過した後に出力するやり方だ。

 また、Steinberg NUENDO3では、外部VSTiの入力として5,6chを使用した場合、ただ単に音を録音する入力には5,6chが使えなくなるため、7,8chを入力として使うことになる。

 一方、ギターの生音は、GR-20からONYX1620の1chに入って、PERKINS EQを使った後、CHANNEL INSERT端子のジャック半差しアウトからFireFace800の1chに入力されて、リミッターとアンプシミュレーションを使ってNUENDOに入ることになる。

 こうすることで、ギターの生音、GR-20のシンセ音、ミックス音、別系統入力、MIDI入力など、用途に合わせての録音ができる。