Sound Forge 9.0

 メールでアップグレード通知が来て、Sound Forge 9.0がリリースされたことを知った。不ーん、そうかと思いよく見てみると、99.95ドルと書かれている。おお、これなら安い!ということで、アップグレードした。

 ここのところ、ソニー系列のソフトウェアは、というよりも元ソニックファンダリー系のソフトですね、これらは親会社のソニーの意向があるのだろう、サービスが充実してきた。国内盤を買わなくたって、本国サイトでダウンロード購入して、時期が経てば、日本語版を入手できるようになってきたからである。だって、これは、国内のサポートさえ必要なければ、まったく問題ないわけですからね。しかも、格段に安い。今時、99.95ドルで国内の業者がアップグレードさせる音楽のプロフェッショナルソフトがあるわけないでしょう?

 これは値段の問題だけでなく、サービスの問題だととらえてよいでしょう。ダウンロードをすれば、最新版が使える、しかも本国アメリカでの開発先行ではありながら日本語版が後日出るのだから。音楽屋にとっては、使えるソフトが使えるものであれば良いわけで。国内のサポート体制がどうのこうの、というのは必要ないとはいわないけれど、足かせになるくらいなら必要ないかもしれないね。

 で、内容はというと、バンドルしているマスタリングソフトがいいですね。他にも、6.0からのアップグレードだから、便利な点はいろいろある。最近は、WaveLab6ですべてをまかなってきていて、ちょっと新鮮さにかけていたのは事実で、そういう意味でもよいアップグレードだと思う。

 耳を研ぎ澄ませ!!と神経に刺激を与えているようでもあるし、バンドルソフトの視認性の秀逸さも、音楽に直接関わりはないが、緊張感を少し鼓舞してくる要素がありますね。