音楽モードに戻る

 雨です。冷たい雨ですね。

 農の仕事をこなして、レーベル関係のことをごちゃごちゃとやっていましたが、寒くて足が冷え、気管支が少し痛んだので、夕方には瓦納屋スタジオより家のほうに戻りました。無添加しらすを肴に、一杯やって、子供たちの作った餃子を食べ、子供たちを風呂に入れて、子供たちと一緒に眠りました。

 夜中に起きて、瓦納屋スタジオに戻りました。足が暖まっていて、しかし、あまりパソコンに向かう気はなくて、NUENDOに向かいました(これもパソコンには違いないですが、音楽機材と認識していますので)。

 おもむろに、コンデンサーマイクをセットして、Rosemary&Timesの曲を立ち上げました。「元気にしてる?」です。音量調整に2度ほど唄って調整し、仮唄を録りました。

 いやー、本来の音楽モードはいいものです。これは、プレイヤーとしてのモードですね。やっぱりこれが一番。次に、ミックスモード。マスタリングモードときて、レーベルモードは大切なんですがやっぱり順位は一番下ですよ。音楽家は何でもやらなきゃいけない時代ですが、音楽家は音楽家であるべきだとは思いますね。joeはいいですな、音楽モードか音楽のインストラクターモードで、常にいられるのですから。

 それでも、それらのもろもろのことがあるから、音楽モードに戻って、新鮮な気持ちで、またレコーディングに入ることができるのですね。昔、東京にいたころには、音楽モードが大半を占め、その結果、どんどん田舎の景色が必要になりました。都会の中の音楽モードは、常にリフレッシュが必要です。

 ここは、田舎ですから、しかも、農の仕事をしている。田舎を求めることはもうありません。音楽モード一色になっても、農の仕事があるから、完全な音楽モードではないし、それでも音楽モードに浸っていると、リフレッシュは必要になります。2月に、「草子」のマスタリングモードになり、音楽モードから脱却しました。そのまま、レーベルモードに突入。レーベルを立ち上げるのですから、それなりのエネルギーは使います。そこがやっとひと段落して、今、音楽モードに戻ったというわけですね。

 今、auのw44s(sony)のヘッドフォンで、さっき録音したボーカル入りのを聞きながらこれを書いています。レーベルモードからの延長で、携帯電話対応を謳ったわけですが、それを音楽モードに取り入れました。若いティーンエイジと同じ環境での試聴もまた、いろいろと参考になります。いい音の環境になったんですね、若い人たちの環境は。