DELTA OMNI STUDIO 66の名誉少し回復

 この10/7にDELTA OMNI STUDIO 66のことを書いてから、FireFace800はまだ戻ってこないので、DELTA OMNI STUDIO 66を使っている。192KHz32bitファイルを44.1KHz32bitに変換して、ミックスをしている。

 ここで、ベースをGR-20を使ってギターを弾いて録音した。モニターには、いい感じでウッドベースの音が鳴り響いている。録音したものを聞いてみる。ひどい雑音だ。あれ?おかしい。ナレーションと一緒にGR-20を使って録音したときは何ともなかったのに。すったもんだして、原因を調べる。
 結局、SATAドライブが原因と判明した。ATAドライブでは何ともないのである。

 ということは、DELTA OMNI STUDIO 66が10/7に96KHzファイルを再生できなかったのは、SATAドライブのせいだったのか?ATAの96KHzのNUENDOファイルを開いてみる。再生できた。なんだ、DELTA OMNI STUDIO 66の名誉は回復できたじゃないか!!

 FireFace800も、192KHzファイルを扱う時に、アナログ入出力8CHまでは何ともないが、デジタル入出力も伴う10CH以上では、SATAドライブが使えない。これは、今使っているマザーボードのせいのようだ。だから、10CH以上の入出力を使う時は、ATAドライブを使っている。ただ、転送速度はSATAのほうが速いので、ミックスではSATAを使う。

 今回、DELTA OMNI STUDIO 66でSATAでの録音ができないことは、はからずもFireFace800の能力の高さを逆に証明することになってしまった。DELTA OMNI STUDIO 66の入出力6chでSATAが使えない、しかもPCIボードに96KHzという制約の中で。名誉は回復されたが、FireFace800の実績は揺るぎのないものになった。
 FireFace800はSATAでも192KHzファイルを入出力8CHで余裕にこなすのだからね。