電源ケーブル

 ずっと気になっていた電源ケーブル。オーディオマニアの友人Tから、インレットやコンセントプラグはいくつかもらってもいるし、ケーブルもフジクラの5.5sqが余っている。何といっても、CDプレイヤーの電源ケーブルを変えただけで、すべてが解決したような劇的な変化があったので、ミキサーやオーディオインターフェースの電源ケーブルも変えようと思っていた。

 200Vをオヤイデのステップダウントランスで100Vにして、安定化させているし、100Vのほうも別口からフジクラの5.5で引っ張ってきてはいる。タップは、OCB-1 STを直にステップダウントランスにつけ、100VもOCB-1 EXsで受けている。

 ONYX1620とFF800をつなぐものは、ベルデンの89272を使って自作している。で、今日は、電源ケーブルを2本作った。FURUTECHのFI-15はいくつもある。5.5sqは線材が太いので自作は大変だし、取り回しも大変だが、何とかできた。さっそくONYX1620 とFireFace800で使ってみた。

 いやー、また音が劇的に変化した。デジタルオンリーでPC内完結で作ったミックスの、デジタル臭さが消えてしまった。これはこれは。不思議だ。フジクラの5.5sqをスピーカーケーブルとして使うと、低音がよく出ていいが解像度は落ちていた。これを電源ケーブルとして使うと、低音はさほど変わらずに、解像度が増した。分離もしっかりしている。まだ録音していないからなんともいえないが、録音そのものの音にも影響を及ぼしそうだ。

 ONYX1620にエレキギターを直で挿した音が好きであったが、電源ケーブルを変えたらさらに美しい音になった。こうなると、やはりアンプの電源ケーブルも変えなければいけない、と意を強くした。明日やろうかな?