NUENDOがバージョン3になった

 NUENDOがバージョン3になった。ヤマハ傘下になって値段も上がったので、アップグレードにもお金がかかる。が、ビデオも192KHzというビットレートの録音も、となれば、便利になる機能を利用しないと、時間もないしアイデアを表にも出来なくなるから致し方ない。 steinbergの方々にがんばってもらうしかない。全ての新しい機能を試したわけではないが、やはり使いやすいことは確かだ。インプレイスエディタは使いやすい。キーボードの手弾き録音して、オーディオとのちょっとしたずれを修正することにだけしかノートをいじっていないので、比較したいMIDIトラックとオーディオトラックを隣り合わせのトラックに持ってくれば非常にやりやすい。ACIDファイルを、サンプルレイト変更無しで使えるのもよい。たまにしか使わなくなったACIDだが、アイデアを試すには手軽だ。バージョン3からアップしていないので、5にアップしようかと思っていたところで、これでバージョンアップする必要がなくなった。こうなると、NUENDOのバージョンアップがそんなに高いものではないと、納得できてくる。
 そのACIDファイルのリズムをそのまま使って、今週のte-teの語りと映像、即興演奏シリーズ「神ながらの農 その七」を録音した。例によって一発録りに近い形だ。違う日に、クリック音を聞いて録音したギターとACIDファイルを聞いて録音したギターをずらして別トラックで鳴らしている。Vegasで映像を編集し、Quick TimeでNUENDOに持ってきて、映像時間に合わせてナレーションや曲を編集すると言う手順だ。そして、最終的にVegasに戻って、映像の編集の細部を詰めるという形がやりやすい。曲のみのバージョンは、さらにまたNUENDOでキーボードを弾いてニュアンスを変えている。