「自由主義者と社会主義者と無政府主義者と宗教家の会話」という曲

 次の曲に入っている。「自由主義者と社会主義者と無政府主義者と宗教家の会話」という何とも長い題名の曲だ。これも相棒のjoeの詩である。内容をここでは明かさないが、それぞれの立場の人の発言を順不同に羅列している詩だ。

 曲はポップというかロックのスリーコードの単純な曲。子供たちも結構気に入っているノリのある曲だ。例によって、ドラムスとギターの一発録音。それに、ベースとコーラス、ボーカルを入れている。ホーンセクションを入れようか、まだ迷っている。ロック風にいくか、それとも?といったところだが。

 最近ずっと渋めの曲を編集してきているので、派手目の曲はどこに落とし所を持っていくのか、若干だが迷う。自分の中には、10代のころからこういう派手目の明るい曲調と辛辣な歌詞というものが同居していた。そのことについての矛盾はまったくないのだが、こういう年になって、どこへ持っていくか?これは少々迷う。いや、どの曲も辛辣な部分を持っていて、この曲のように現代のいい加減さを発言の羅列によってあらわすのは、実は得意な分野かもしれない。こんな曲では、上手な演奏は必要ないのかな?無難なところには落ち着かせたくない、それは確かだ。

 GR-20を使って、ストラトでベースを再チャレンジし始めている。今残っているベースも悪くはないが、オーディオ録音で音がいま一つだから。すでに何回かマスタリングまで施しているのだが、もう一度トライし直している。