mp3への変換

 いつも、NUENDO3でミックスし、WaveLab6でマスタリングしているのだが、mp3への変換で音の劣化が激しく、片目をつぶっていたような状況だった。この頃は、NUENDOから96KHz32bitでアナログミキサーへパラ出し(ステレオ2ch×5=10ch)、別PCのWaveLab44.1KHz32bitで録音、それからマスタリングしている。どちらもFF800をインターフェースにしているので、ケーブルを若干変えている。それで、wav44.1KHz16bitなら納得のいく音なのだが、mp3にするとだめで、今回またmF247にアップするために「こんにちは はじめまして」という曲をmp3変換してみた。いつにも増して音の劣化が激しい。

 そこで、SoundForge9を使ってみた。iZotopeのマスタリングエフェクトは素晴らしいが、mp3変換には使ったことがなかった。あらら、びっくり。あれー?劣化が少ない。低サンプルレイトという設定でディザーしたのだが、聞くに堪えうる範囲だ。ひょっとして、WaveLabでも設定しだいで劣化を少なくできるのかな?また今度、やってみようと思う。

 「こんにちは はじめまして」という曲、とても地味な曲なので、コーラスを入れるつもりだったけれど、mp3へうまいこと落とすことができたから、またしてもボーカル一発ものになった。今回は、ベースソロでエンディングという渋い構成だ。この曲に区切りをとりあえずつけて、次の曲に移った。これまた相棒の歌詞による曲だが、相棒の奥さまの死という悲劇を思い出して、力が入ってしまう曲になりそうだ。