オーディオ的な評価
オーディオマニアの友人Tから、Rosemary&Timesの6曲入りサンプルCDの視聴結果が送られてきた。以下、転載してみる。
オーディオ的には全ての曲で鮮度良好でかなりよかったです。
前前前回ぐらいの3曲入っているものも音がよかったのですが、高音に関しては今回のものの方がいいと思います、特にリバーブ成分の分離間がよくなりました。ただし低音部分に関しては前前前回のものの方が力感がありワイルドでいいような気がします。もしかしたらこれはオーディオ的なクオリティの問題ではなく音量レベルの問題かもしれません。ほんの少し(1〜2dB程度)低音のレベルを上げると解決するかもしれません。
市販のCDと比べた場合、中の下ぐらいのレベルには達したと思います。これ以上は高価な機器を使わないと難しい気もしますがあえて劣っている点をあげると
1.ドラムのシンバルの思いっきりたたく音の音像の大きさが巨大になってしまう
たぶんシンバル以外用のマイクでシンバルの音を拾ってしまうため位相の異なる音が混ざってしまい巨大に なると思われる。問題解決は難しいがマイクの数を増やし個々のシンバルに1つ ずつにするとか、他のマイクたとえばバスドラ用やタム用のマイクの音は高音部分をカットするとか、もっと指向性の鋭いマイクに変更するとかが必要と思われる。
2.劣っているとはいえないが、市販品と異なる部分としては。たまに音量のピーク成分
が(ボーカル等)気になる部分がある。
多分これは質のいいリミッターかコンプレッサーを 使えば解決すると思うが,逆に独特のライブ間(ダイナミックレンジの広い感じ)や鮮度を低下させる部分もあるので微妙。
3.これは前にも言ったが音像の距離感がおかしいものがある。
たとえばシンバルのトップをたたく音(1.とは異なる)などはすごく前に張り出してしまう。これも音量的には問題ないのでリバーブのかけ方かなと思う。