AmpliTube Jimi Hendrix

 昨日、ちょっとAmpliTube Jimi Hendrixのデモ版を試してみて、「今の僕の趣味には多彩さに欠ける、と感じた」と書いたが、これは訂正しなければいけない。今日、あらためて弾いてみると、このアンプの音は、ギターの生音として実に素晴らしいものを持っている事に気付いた。AmpliTube2では、この音が出せないのである。

 確かに、ラックエフェクトで、現代の多彩なモジュレーションエフェクトがないのが残念だったのだが、考えてみればそんなものは録音したあとにいくらでもかけられる。問題はギターを弾いたときの生音プラスアルファの感触なのだね。いろいろいじってみて、それが素晴らしくフィットする感じなのだ。

 今の僕は、人のコピーなどはしないし、ましてや指弾きである。ギターも25年以上前のカスタムメイドのストラトだし、当時は1967年ごろのモデルだったと思うがマーシャルの二段積みを使っていた。今は、アンプは使わない。それが、久しぶりにギターの音を堪能した気分になったのだ。これでは、ギターの曲を作ってみたくなってしまいそうだ。