なぜ、マークノップラーか?

 彼のギターと歌を始めて聴いたのは、浪人時代であったか。東京は荒川西岸のまかないつきのアパートで代々木ゼミナールに通っていた。田舎から上京したばかりで、代ゼミに通いながら喫茶店でアルバイト。その時はステレオセットを持っていなかったので、アルバイトをして秋葉原に買いに行ったのだ。ディスコ全盛時代で、ジョントラボルタの「サタデー・ナイト・フィーバー」が流行っていた。

サタデー・ナイト・フィーバー [DVD]

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 ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」「ステイン・アライヴ」なんてのは新宿のディスコの定番だった。
サタデー・ナイト・フィーバー

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  • アーティスト: サントラ,クール&ザ・ギャング,ビージーズ,K.C.&ザ・サンシャイン・バンド,イヴォンヌ・エリマン,タヴァレス,デヴィッド・シャイア,M.F.S.B.,トランプス,ウォルター・マーフィー,ラルフ・マクドナルド
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: CD
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 でも、僕の聞いていたのは、トト

ハイドラ

ハイドラ

であったり、レインボー
Straight Between the Eyes

Straight Between the Eyes

であったと思う。

 アパートの隣の部屋の社会人が、よく音楽を聴いていた。その中でよく聴いたのがマークノップラー率いるダイアーストレイツであった。

Dire Straits

Dire Straits

「悲しきサルタン」がヒットしていた。

 その後、大学に入って相棒と知り合いバンドをはじめるが、彼もまたダイアーストレイツのファンであった。

Love Over Gold

Love Over Gold

「Love Over Gold」などを熱心に聴かされたものだ。

 マークノップラーのギターを真似したことはないと思う。ただ、のちのジェフベックの指弾きアルバム

Flash

Flash

もあり、もちろん自分のギタースタイルのこともあり、指弾きを選択していく過程でのマークノップラーの影響力は大きかったと言える。