ギター

 ギターも、エレクトリック中心であったファーストアルバムから、オベーションクラシックギターを中心にしたものに変わる。とはいえ、クラシック的な演奏をするわけではない。ハードロックということにはならないけれど、ロック色の強いものとなると思う。もちろんジャズ的なアプローチが根底にあるのだが。

 そういうわけで、もう数曲作って、並行してレコーディングに入りたいと思う。

 方向性

 前作では、自分たちだけでどれだけのことをできるか、を探りながら、時間をどのようにひねり出すか、という葛藤とともに、一つの方向性をびしっと指し示すことができなかった。そして、また、ライブということに関して度外視した作品でもあった。

 その反省から、ライブを意識した、ギター演奏とドラムス演奏を全面に出した作品、そして、40代50代を意識した作品、そんな方向性をセカンドアルバムで表現してみよう、ということになった。

次作の方向性

 今年5月のRosemary&Timesとしてのファーストアルバムには、5年の制作期間がかかってしまった。次の作品つまりセカンドアルバムは、何とか来年中に出したいと思っている。すでに、曲作りは去年の秋から始まっていて、4曲を去年デモソングとして相棒のjoeに送っている。そして、今月のはじめにもう4曲を送った。そして、もう1曲はほぼ完成しつつある。完成と言っても、詩と曲ができるだけで、レコーディングはもちろんこれからだ。

原因は電源だった

 先のCPU換装、FireWireのパッチ当て直し後、やはり不具合が続いた。もう一度、ももかんさんのサイトをよく見なおしてみる。電源は消耗品だから2年で交換を薦められていて、3年では限界らしい。気がつけばうちの電源も、3年を経過している。

 それで、早速交換。今回は、650WのAntecのものに。ケースと同じメーカー。EarthWatts EA-650という一番売れていて安いものにした。1万円以下はお薦めできない、という忠告を振り切って。

 結果的には、すべてが元に戻った。Nuendoは安定している。もしかすると、Q6600は壊れていなかったかもしれない。検証すればいいのだけれど、今はその時間が惜しい。

 ようやく、録音できる環境に戻って、ひと安心だ。

CPU換装

 音楽ようとの自作PC、夏の初めごろから調子悪かったのだが、PC内部の掃除などをしてだましだまし使ってきた。作曲用途がこの夏は多く、負荷をかけるような編集作業をしていなかったので、大丈夫だった。

 ところが、先日NUENDOを使っていて、突然ブルースクリーン。その後、BIOSから先に進まなくなってしまった。そこで、P5Bのマザーボードはそのままに、Q6600からQ8400にCPU換装した。ベータ対応のCPUだが、USBメモリでBIOS画面からBIOS2104に更新。あっけなく、OSを起動することができた。

 ちょっと地元自治会の敬老会のビデオを編集しなけりゃいけなくて、そのPCを使った。エンコードのときに、スピードファンを立ち上げてみると、CPU温度が60度を超えている。ベータ対応ゆえのことなのか、どうなのかわからない。8時間のエンコードを終えた。それで、やっとNUENDOを立ち上げて、オベーションクラシカルをライン録音。再生して確認したところで、またもやブルースクリーンでOS終了。ガーンときたね。

 あきらめて、部屋に戻り、ワインを飲みながら、ネットで調べる。こういうときは、ももかんさんのサイトがいい。フォーラムを拾い読みしていて、興味深いももかんさんの発言に行きあたる。FireWireのホットフィックスは、XPのsp2の時だったかな。そこからsp3に上げたのが今年の夏前あたりか。なんと、FireWireのホットフィックスをもう一度あてたほうがいい、との発言。うーん、これか?

 で、今朝、マイクロソフトからダウンロード。これもまたベータ版のようで、ダウンロードしたパッチを解凍するのに、パスワードを要求される仕組みだった。で、あててみた。ものの見事に正解。NUENDOは、通常通りとなった。FF800の速度がでない、とかそんなレベルのことではなく、どこかのプログラムが狂っていたのだろう。でも、Vegas 8proでエンコードすると、まだ温度が上がり過ぎる。どこかに何かがまだ潜んでいるようだ。

 修理内容

 ヘッドの欠けの修復、フレット交換、糸巻きのつまみ修復。ヘッドの欠けとつまみが修復されたことも安堵だが、フレット交換は、ことのほか嬉しい。完璧な塗装で、新品のようなネックになった。

 この頃では、高速料金が安くなったこともあって、首都圏から車でギターを預けに来る方も少なくないようだ。もし、ギターの修理をしっかりやってもらいたい、というひとがあれば大鳥楽器までどうぞ。

 本当に細かなニュアンスなんだけれど、チューニングがジャストに近くなった気がする。完璧はあり得ないと思うけれど、それに近い感じでチューニングできるので、安心感が増した。

 毎日弦をひと巻きほど緩めてから、ギターケースにしまうようになった。ますます、このギターを好きになって、愛着を感じるようになったんだ。

オベーションクラシカル戻る

 浜松のプロフェッショナルギターリペアマン鳥居秀樹さんのところに預けてあった、オベーションclassic1613が戻ってきて1週間以上が経った。当初の予定ではひと月半かかるとのことだったが、ひと月で戻ってきた。よかった。